「さっきやろうとしたことを忘れてしまった」「昨日何を食べたかパっと思い出せない」 40代、50代、60代と年齢を重ねるにつれて、こうした「少し前のことを忘れる」という経験が増え、不安を感じていませんか?「もしかして若年性認知症やアルツハイマーの始まりなのでは…」と一人で悩んでしまう方も少なくありません。
しかし、忘れたことを自覚しており、ヒントがあれば思い出せる状態であれば、それは「加齢による脳機能の低下(脳の疲労)」が原因である可能性が高いとされています。適切な習慣を取り入れることで、脳を活性化させ、記憶力を維持・改善することは十分に可能です。
この記事では、40代〜60代の物忘れの原因を年代別に紐解き、認知症との見分け方、そして今日から始められる対策習慣をわかりやすく解説します。
この記事を要約すると・・・
40〜50代で起こる「体験の一部を忘れるがヒントで思い出せる」程度の記憶力低下は、老化による脳機能の低下が主な原因です。これを防ぐには、安易にネット検索せず1分間自力で思い出す習慣や、良質な睡眠のために就寝前のスマホを控えることが有効です。また、食器洗いなどの単純作業で脳を休め、一日の終わりに日記で出来事を振り返るなど、日常の中で脳を刺激し整理する時間を持つことが、記憶力維持の鍵となります。
少し前のことを忘れるようになる記憶力の低下は、老化が原因かもしれません。忘れたことを自覚し、何かヒントを与えられれば思い出せるような状態は、脳の機能の低下が関係しているため、改善できる可能性が高いとされています。
下記は、記憶力の低下が、老化に起因している場合のリストです。
40代は働き盛りであり、子育てや家庭の責任も重く、人生の中で最も多忙な時期の一つです。そのため、慢性的な睡眠不足や強いストレスが脳のパフォーマンスを低下させています。
さらに近年急増しているのが「スマホ認知症(脳過労)」です。スマホから絶え間なく流れ込む大量の情報を脳が処理しきれず、脳のキャパシティ(ワーキングメモリ)がオーバーしてしまい、一時的に記憶力が著しく低下することがあります。
50代の物忘れには、男女ともにホルモンバランスの乱れ(更年期障害)が大きく関わっています。特に女性は、脳の神経細胞を保護し、記憶に関わる「エストロゲン」というホルモンが急激に減少するため、記憶力の低下や集中力の欠如を感じやすくなります。
また、管理職への昇進、親の介護、子供の自立など、環境の激変によるメンタルの乱れも脳の働きに悪影響を与えます。
60代になると、加齢に伴う自然な脳の萎縮(特に記憶を司る「海馬」の機能低下)が少しずつ進行します。
また、定年退職などを機に社会的なつながりやコミュニケーションが減ったり、毎日のルーティンが固定化されたりすることで、脳への「新しい刺激」が不足することも物忘れを加速させる要因になります。
老化は、少し前のことを忘れてしまう記憶力の低下を引き起こします。そのため、老化が進行しないような習慣を身に付けることで、忘れずにいられることも。普段の生活でどんな習慣を身に付けるべきか、まとめました。
わからないことがあるとすぐにネットで検索していませんか?疑問は簡単に解決されますが、脳の「思い出す力」を低下させることになります。ぜひ、まずは1分間自分で考え、思い出そうとするクセをつけるようにしましょう。
就寝前にスマホなどを操作すると、睡眠物質のメラトニンが減少し良質な眠りの妨げに。そのため、就寝の1時間前にはスマホ断ちをすると良いでしょう。
朝起きてすぐに太陽の光を浴びると睡眠リズムが整えられますよ。
食器の手洗いなどの単純作業は、脳の意識的な活動を低下させて、いつもの状態してくれます。退屈な作業は、頭の中をクリアにし、脳にとってのゴールデンタイムになることも。考えずにできる作業に取り組みましょう。
日記を書くことも脳をクリアに、そして活性化するための手段の1つです。1日を振り返りながら、行動や感じたことなどを数行程度で書き留めるなど、自分と向き合う時間を持つことで、脳を整理すると良いでしょう。
少し前のことを忘れるようなうっかり忘れは、多くの場合脳の老化が原因です。そのため、進行を抑制することで改善できる可能性も。例えば、スマホとの距離を置く、単純作業や振り返り日記など、毎日の習慣が脳を活性化するために役立ちます。
脳トレや運動などと並行して、サプリメントを摂ってみるのも良いでしょう。
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